【2022年3月の読書】今後の参考になるとしたら「フルサトをつくる」

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人生居酒屋The Albion Innへようこそ。妻コロナ3日目の、店主劉英です。今日は子供の症状がどうなるか心配です。

3月の読書です。

居眠り磐音江戸双紙

3月はさらにペース早く、5巻読み終えました。寝る前にしか読んでないのですが、一度不眠の日があって、その時にかなり読み進んでしまったんでしょう。

21巻 「鯖雲の城」
22巻 「荒海の津」
23巻 「万両の雪」
24巻 「朧夜の桜」
25巻 「白桐の夢」

21-22巻は、磐音とおこんの九州旅がメインになっています。前半は関前藩、後半は博多を舞台としており、様々な悪事、策謀、陰謀に巻き込まれていきます。その都度、磐音の剣が振るわれて、事件を収めていきます。関前藩では、商人とつるんで私利私欲に走る関前藩の陰謀があり、磐音の父正睦が命を狙われるところを救いました。関前藩の重臣、東源之亟に至っては、その騒動の中で斬られて命を落とすという、衝撃の展開があるのですが、そのあとさらに衝撃の展開が待っています。

九州にいる主人公とは別に、江戸での登場人物にいろいろな動きがありました。品川柳次郎の父と兄が、侍の身分を捨てて、戻らなくなり、御家人株を返上をせざるを得ない危機が訪れます。ここでは、品川柳次郎の誠実さや実直さといった人物像に、非常に好感度が上がりました。この人柄に、今津屋や佐々木がこたえて、様々な援助を行うところに、心が温まります。品川の誠実さが実を結ぶところに、希望のあかりを見ることができます。

一方の武村武左衛門は、仕事で大けがをして働けなくなるという危機が訪れます。こちらは品川とは反対に、誠実さがなく、わがままばかり言っている、共感できない人物設定です。一方で、根っからの悪人でない人柄の明るさだけが幸いして、かろうじて生き延びてきている感じです。それだけに、この武左衛門が、娘の早苗の尚武館での奉公を願い出るときの真剣さが、印象的でした。

周辺人物の描写にも深みが一層出てきた気がします。

23巻以降では、江戸にもどってきた磐音に、影の宿敵である田沼意次からの刺客が次々と襲い掛かるという、血なまぐさい展開が続きます。24巻ではとうとう、おこんとの祝言を上げるのですが、その祝言の夜にまで刺客が庭に忍び込むという、念の入りようです。そのたびに磐音の剣が相手の喉元を「ぱあっ」っと切り裂いていくので、血なまぐさいこと極まりないです。

ここ最近は、おこんの言葉遣いが武家風になってしまい、以前の今津屋で働いていた時の深川調が聞かれないので、さみしいです。やはりおこんは、町方のざっくばらんなしゃべり方でないと。磐音と結婚してしまい、焼いたりすねたりすることがなくなってきたのも、ちょっとかわいさがなくなってしまいました。

空腹に関する2冊

以前から空腹の効用については、気になっていました。お腹がすくとどんなご飯でもおいしく食べられる、という快感があるんですよね。というわけで、この2冊を読みました。

空腹はなぜいいか?(PHP文庫)
「空腹」こそ最強のクスリ(アスコム)

空腹はダイエットと絡んで言及されることが多いようですが、僕の場合それにはほとんど興味がなく、空腹が健康にどのような影響を与えるのか、ということが気になっていました。

結果としては、やはり空腹を感じることは、健康にいいということは間違いないと思われます。具体的に言うと、免疫力が高まる、ということが最大の効用なんですね。

中でも僕の行動にも影響を与えているのが、「16時間何も食べないことで、オートファジー、という機能が働き始め、細胞が若返る」という理論です。特に、朝にそれほど空腹を感じていないので、その時に無理やり食べないことで、16時間断食は可能です。そうすることで、健康な体が手に入るなら、喜んで16時間断食はやりますね。毎日ではないけれど、週に何回かはそうしています。

より詳しくはこちら空腹の効用は食事がおいしくなるだけではないということを学んだ読書2冊

フルサトをつくる

この本も印象的でした。

前半を読んだ時点で、この記事「フルサトをつくる」(伊藤洋志 x Pha)の考え方は共感かつ理想的なんだけどを書いたのですが、この時点では、「理想的なんだけど、自分には無理」「共感できるけど、実現不可能」という気持ちの方が強かったですね。

ただそれでも、共感や理想的な部分に未練が残っていたので、最後まで読みました。読めば読むほど、共感は深まるし、自分もこうなりたい、といううらやましさのようなものを感じます。うらやましさや嫉妬は、自分の本来の欲望を知らせる信号ですね。本当にこんな生活をしていきたいと思っているんだなということがよく分かりました。

こんな生活って?ということですが、こういうことです。

・都会と田舎に複数の拠点を持つ
・田舎では「自給力」の高い生活をする
・体や五感を使う生活をする
・消費ではなくて生産をする

こういう感じのことです。

「図書館を単体でやろうと思ったら、採算は取れないが、カフェや何かの店をやりながら、ついでにやるなら対してコストをかけずにできる」こういう提案があるのですが、万事こういうことだと思います。何かを専業でやろうと宇すると、ものすごくプロフェッショナルでないといけないし、そのためにかける時間や投資も相当なものになります。でも、ちょっと必要なものをちょっとずつやる、といやり方だと、それぞれ、そんなに力を入れなくても成立する、という感じのスタイルです。そして、その「ちょっと必要なもの」がたくさんあるのが、田舎=フルサト、だということだと思います。

非常に興味深い。僕が今若くて独身なら、こういうところに迷わず飛び込んでみるのですが。。。

ズッコケ三人組

8歳の娘に、ズッコケ三人組を借りてきてみました。興味なさそうだったので、自分で読んだのですが、相変わらず面白いですね。小学生向けだから、大人が求める刺激のようなものはないのですが、今での十分楽しめました。ストーリー展開にしても、人物設定しにしても、子供向けと言いながら、細やかに考えられていると思います。

僕が小学校5年生ぐらいの時に、よく読んでいたなと思います。その後もシリーズがずっと続いていて、図書館で見る限り30巻ぐらいあったかな。読んだことがあるものを読み直して、当時の気持ちを思い出すのもいいし、知らない話を読んで純粋に楽しむこともできます。

小学生向けの本を読んで楽しめるなんて、ズッコケ三人組もすごいと思いますが、それよりも、楽しめてしまう44歳の僕もすごいと思います。普通は44歳でズッコケ三人組読もうと思わないですよね。この知能の低さが、僕の弱みでもあるのですが、楽しめるという点では、多少のプラスではあります。

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