人生居酒屋The Albion Innへようこそ。44歳2人の子持ちサラリーマン店主の劉英です。
昨日、妻がコロナの陽性判定を受けました。
最大の問題は子供の母親依存
ある程度覚悟をしていたし、妻が隔離生活に入ることも想定はしていました。が、仕事との両立は、相当無理なことだと判明しました。
昨日の朝、病院で陽性判定を受けた妻は、帰宅するや否や自宅の一室に引き込まりました。幸か不幸か、その日僕は有休をとっていたので、その日の食事の準備や子供の世話は、かろうじて何とかなりました。ただ、何とかなったというのは、表面上ということだったと思います。
5歳長男は、最近赤ちゃん返りがひどく、これまでは「かーちゃん」と言っていたのに「ママ」と言い始め、母親にべったり甘えるという年頃です。8歳長女は、甘える弟をうらやましがりながらも、感情は心の中に隠すことを覚えてしまった、ちょっとひねくれた2年生です。
残念ながら、親のしつけが行き届かないせいで、二人とも寝るときは母親がいないと、寝られない、という状況。
そんな二人を置いて、妻が一室で隔離生活をすることになってしまいました。
当然、姿を見せない母親に対して寂しさを募らせながら過ごすわけです。僕としては、気を紛らわせるために、普段は厳しい時間制限を敷いているYoutubeの視聴を大幅に解禁せざるを得ませんでした。
家事は何とかなっても仕事は無理
そうして暇を作っては、食事の準備と後片付け、買い物、風呂、歯磨き、寝かしつけ、などに取り組んでいました。母親に会えず不機嫌気味の子供にひやひやしながら、ようやく夜までこぎつけた、という感じです。
会社の人には、状況は伝えていましたが、甘えん坊の子供二人を抱えて、こんなことをばたばたやりながら仕事をしているなんて、とても分かってもらえそうにないな。これが一番のストレスです。
子供の面倒を見るのが大変なのも、家事が忙しいのも受け入れられるのですが、それを他人に理解してもらえない、というのが一番つらいんですね。
そうやって、今日、妻の隔離生活2日目を迎えました。勤務に就きながらの、家事全般フル稼働の1日が、始まりました。
パソコンを横目に見ながら、朝ごはんの準備、片付け、台所の整理、洗濯ものの片づけ。。。子供は暇を持て余して、退屈コール。いつもは見せないYoutubeを景気よく見せて、なんとか間をしのぎます。
こんな時に限って、期の始めで仕事の入れ替わりが多く、これまでの倍ぐらいの仕事量になっていました。子供を放置して、テレビやYoutubeを見せっぱなしにしたまま、押し寄せるメールの処理に励んだ午前中でした。
11時を過ぎたころ、昼食の準備を始めました。昨夜から考えていたスパゲティです。これは何とか30分で作り終えて、12時ごろに昼食終了。食事が終わったら終わったで、子供はまた退屈コール。外では保育園の子供たちが、派手な叫び声をあげて遊んでいます。そんななか、何の症状もないのに家の中に閉じ込められる退屈さは、確かに同情はできます。
Z会をやれとか、ピアノの練習をしろ、といっても全くやる気を引き出せず、午前中はずっとテレビがついていたような気がします。
午後からは恐怖の会議三本立て。午前中以上に子供を放置しなければ成り立たないスケジュールになっていました。子供の相手はほとんどできず、フランスとレーションが高まっていきます。最後には16時半から開始予定の会議が17時からにずれこみ、晩ご飯を作る時間がなくなる!!というピンチに陥りました。そこで、16時半から仕事をそっちのけで、野菜を切って肉を炒め、ぎりぎり30分で夕食の準備だけ済ませました。
2日目夕方の局面の変化
すると今度は18時で終わるはずの会議が長引き、風呂に入れる時間もない!!とまたピンチに陥りかけましたが、どうも背後の音を聞いていると、妻が部屋から出てきている様子。
ん?あれほど厳重に引き込まっていたのになぜ?と思ったのですが、なんと、僕が会議をしている本の1-2時間の間に、子供二人にも咳と発熱の症状が出ていました。どうみてもコロナ感染疑いなしの状態。これを見て、隔離ももう意味がない、と判断した妻が、出てきて子供の世話をしていた模様です。
子供二人をみなし陽性とすると、まだ症状がないのはうちでは僕だけとなりました。じゃあ僕を隔離するか、というと、体調の悪い三人を放置して、自分だけ安全地帯に逃げ込む、ということもできるはずはなく、これでどうやら、僕のコロナ感染もほぼ確実になりそうです。
毎朝書いていたブログも、とても継続できる状況ではなく、今日はかろうじて夜に書いています。あしたはいったい、どうなることか。過酷な日々が続きます。ただひとつ、妻が隔離を解いて出てきてくれたことで、子供のフラストレーションは多少解消されそうで、それだけが救いです。
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