人生居酒屋The Albion Innへようこそ。名言大好きの店主劉英です。
先日見たYoutubeの「心に響く感動の言葉4選」にあった、ゴルゴ松本さんの言葉に感心したというか、感銘を受けたので、記録しておきたいと思いました。
動画はこれです。
弱音を吐くところから
物事がうまくいかないとき、人生が、思い通りにならないとき、人は何をするかというと、弱音を「吐く」。吐きますね。僕も。僕は日々弱音しか吐いていません。
「仕事が難しい」
「能力なさすぎ」
「いい文章書けない」
「字が汚すぎ」
ゴルゴ松本さんにかかると、この「吐く」という字は、口ヘンに「プラスマイナス」と読むことになります。つまり、吐くということは、「いいことも悪いことも、どんどん口にだす」。それでいいと、最初はいいことも悪いことも、口に出せばいい、ということ。しかしそこから、悪いこと、マイナスのこと、ネガティブなこと、を言わないようにしていくと、どうなるか。
吐から-を取っていくと、叶。「叶う」。
これすごいわ。びっくりした。そういう風に漢字を作ったわけじゃないはずなのに、そうなっている。弱音はいくらでも出てきますが、それを徐々にプラスの言葉に変えていくと、それが「叶う」ようになる。
僕は自己啓発本でそういうことは何度も読んできましたが、この、シンプルな漢字の書き換えほど、心に訴えかけるものはないですね。これほど説得力があるメッセージもないですね。
辛いと幸いの違い
「幸せ」と反対にあるのは「辛い」。これは、本当に線一本の違いです。これはどこかで聞いたことがある気もします。この線一本で全く違う意味になります。「幸せ」も何か一つ足りないと、「辛い」になるし、「辛い」も、何か一つあれば、「幸せ」に変わる。
辛いと幸いは紙一重かもしれない、辛いはいつでも幸いに変えることができる、本当は幸せでも、一つ欠けているとつらいと感じてしまう、これも非常に示唆的な言葉でした。
さらに驚きは続きます。
人生に難あり
人生にはたくさんの難しさがあります。これはもう、僕が本当に実感していることです。本当によく思います「人生ってこんなに難しかったっけ?」。
まずカネを稼ぐのが難しい、人との関りも難しい、子供を育てるのも難しい、成長するのも難しい、人の気持ちを考えたり理解するのなんて、難しすぎて気絶しそうです。
こういう難しいこと、苦難、困難、災難、のない人生は「無難」な人生ですが、ゴルゴ松本さんいわく、そんな人生はない、だれもが難しさを抱えた人生を送っている、ということです。
つまり「無難」ではなく「有難」。有難?「有り難い」、「ありがたい」に変わりました。
苦難・困難、災難は、本当はありがたいこと。
いやいや、えー?ありがたい?この、難しくて、困ったことばかりで、大変で、苦しいのが、「ありがたい」の?
これも自己啓発本のいうところの、「すべては自分の成長のため」とか「どんな経験も無意味な経験はない」ということだと思うのですが、漢字で、パズルのように示されてしまうと、このほうがまったく説得力がありました。
え、偶然じゃないの?という気持ちより、これは神様のメッセージだろう、と考えるほうが自然ですね。
まとめ
この話は、ゴルゴ松本さんが小中学生が収容される少年院で行った授業の一部だそうです。ゴルゴ松本さん、「いのちっ」というギャグぐらいしか知らないのですが、すごい人なんですね。驚きました。2011年から少年院での命の授業というボランティアをやっているそうです。2018年には法務省から矯正支援官という仕事の委嘱も受けています。
それを受けた、こんな本もあるんですね。これはぜひ読んでみたいと思いました。
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うちの子供がYoutubeのゲーム中継ばかり見て呆れますが、こういう感動的なYoutubeに出会ったとき、Youtubeって人の役に立っている大切なサービスだ、と思います。
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