人生居酒屋The Albion Innへようこそ。いい写真を撮りたいのに撮れないフラストレーション気味の、店主劉英です。田舎に行きたい。
写真機材を撮る
3月は初めて自分の写真機材を撮影してみました。
今持っているペンタックスのレンズと出動回数を評価してみる
今持っているペンタックスレンズのなかで、見た目とか高級感とか品位みたいなもので一番好きなのは、このHD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedというレンズです。もちろんマクロとか、小さいとか、写りの面でもいいと思うのですが、このレンズの、所有欲を満たす感じ、掌に乗せて触っていたい感じ、というのは、独特のものがありますね。

花を撮る
さて、3月になり気温も温みはじめ、ようやく花が咲きだすようになりました。そうなると心もそぞろになるのは、写真を撮り始めた20歳のころと変わりません。
春の花と言えばサクラですが、今年最初に見たサクラは、ピクニックに出かけた公園で偶然見つけた、カワヅザクラでした。偶然にしてはちょうど満開を迎えて見頃で、あまり写真に期待していなかったので、あたふたしてしまいました。しかもK-70の充電を忘れて、すぐにバッテリーが黄色信号になるという状態でしたが、なんとか電池切れを起こさず済みました。
G7X Mark IIの助けもだいぶ借りました。



ここまでは1インチセンサーのG7X Mark IIですが、この下のははK-70です。やはり背景のボケ感と立体感は、センサーの大きさの違いです。ずいぶん色被りしていますが、グラデーションの自然さもいいですね。

これは自然に落ちていたのではなくて、セッティングして撮りました。

ピクスタ投稿用を意識して、余白が多めのつぼみの写真なんかを撮ってみました。これは35mmのリミテッドレンズですが、背景の丸ボケがまあまあきれいに出ました。

日常を撮る
日常の撮影は、GRを持っていた時よりは減った気がします。GRとG7X Mark IIを比べると、GRのほうがコンパクトで携帯性がある、というのは間違いないのですが、それ以上にこう、日常を撮影するということについては、GRのほうが適しているなという気がします。
これはG7XでGRっぽく撮影してみました。ただ、やはりセンサーサイズの違いのせいか、どうも奥行き感が違うような気がします。GRの場合は、なんか自分が思っていたよりいい写真が撮れることがあるのですが、その驚きみたいなものがあまりないかな。

コロナで鬱々としている子供を楽しませようと、妻がセブンイレブンで買ってきたのは、お菓子の家。まあそこそこ楽しめましたかね。

晴れた日の水たまりというのは、もっといろいろ工夫してみたかったのですが、子供が遊んでいる公園であまり激しく攻めるのもはばかられて、この程度に落ち着きました。

室内で撮る写真は、どうしても蛍光灯の光で自然に見えないなあ、と思っています。あるピクスタYoutuberの人が、自然光のそばで撮るやり方を説明していたので、真似事でやってみました。やっぱりいいですね。左側にレフ版みたいなものを置いて、光がまんべんなく当たるようにすれば、よかったのかな。いずれにしても、このそばがおいしいんですよね。そば自体ではなくて、つゆのほうに、ネギと鶏肉を焼いたものが入っていて、鴨そばのように食べられます。もちろん、僕ではなくて妻が作っています。

桜を撮る
僕の住んでいる辺りでは、桜が咲き始めたのが3月26日ごろでした。その少し前のつぼみあたりから、桜を撮り始めました。

で、早速その翌週に八分ぐらいまで咲いてしまったのですが、風の強いこと。そういえばサクラを撮る季節はいつも風に悩まされます。寄れば寄るほど、風の影響を受けてぶれてしまうのが悩みです。

なかなか快晴の日に巡り合えず、空を入れると桜の色が真っ白なってしまいます。背景が緑になる枝を見つけて、桜の花びらが映えるように撮りました。こういう部分的なサクラは撮れるのですが、満開の全景を撮影しようと思っても、うまくいきませんでした。

彩度をいくら高めても、花びらが白くしか映らないので、Luminar AIで無理やり色を付けてみました。

いっそのこと、桜の鮮やかさを出すのはあきらめて、わき役に使うことができれば、春の感じが出ていいんだなと思います。曇った日でも、緑色なら割と映えますね。

というわけで、4月になってもかろうじて満開を維持しているのですが、天気が悪いし、出かけることも難しいので、まだ満足のいくサクラ撮影はできていません。
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