ペンタックス一眼レフミーティングの「シャッター音選手権」にしびれた

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人生居酒屋The Albion Innへようこそ。写真好きの店主劉英です。

長年ペンタックスのカメラを使っているので、ペンタックスのウェブサイトをよく見るのですが、先日このようなイベントがありました。

ペンタックスのカメラのためのイベント、というよりは、「一眼レフ好き」のためのイベントのようです。日時は3月13日日曜日の午後3時から5時15分まで。休みの日の夕方に、これほど長くスマホやパソコンに向かっていたら、子供からのブーイングが出そうなので、これに限らず、休みの日のオンラインイベントには、ほとんど参加したことがありません。

が、今回、この中の「シャッター音選手権 2022」というのに惹かれました。妻に、この時間だけ何とか。。。とお願いしたところ、快く了承をいただき、家の外に出てYoutubeで視聴することがかないました。(なんかでも、あとでアーカイブ配信するとか言ってたような)

シャッター音、写真を撮るうえで、これってめちゃくちゃ重要だと思うんですよね。音だけではなくて、手に伝わる感触というのも含めてのシャッター音なので、僕的には「シャッター感」ともいうべきものです。以前はそんなに気にしたことがなかったのですが、これを初めて意識したのは、ペンタックスのK-S2というカメラを触った時だったと思います。

その当時僕はK-7というカメラを使っていました。K-7は当時の最上位機種で、ペンタックスの一眼レフで初めて、(ようやく)秒間5コマの連写ができるようになった、というモデルでした。最上位機種なだけあって、たぶんいいものだったのだと思います。そこである日、当時の最新機種だったK-S2というカメラを触ってみたのですが、シャッター音の軽さというか、安っぽさに、愕然としたんですよね。「えー、シャッター音ってこんなに違うもん?」という感じです。

安っぽいシャッター音って、写真を撮る意欲にも影響しかねないほどのものなのだということを感じました。いいシャッター音って、「撮った!!」という満足感のようなものを与えてくれる気がします。この点、今僕が使っているK-70は、残念ながらあまり満足できません。その前に使っていたのがK-5 IIという、上位機種だったということもあり、シャッター音は「聞き」劣りするものです。正直本当に、シャッター音だけで、K-3の中古に買い替えようかと思うほど(それ以外にも実はありますが)、満足感に影響するんですよね。

ということを、常々意識していたわけではないのですが、このシャッター音選手権、というイベント企画を見て、改めて考えてみると、シャッター音って重要だな、ということに思い至ったわけです。

で、このオンラインイベントのシャッター音選手権なのですが、今までのペンタックスのイベントの中で、もっとも面白かったと言っていいものでした。(いや、これまでのペンタックスイベントというと、2回しか参加したことがないのすが。) 面白い、というのは、「興味深い」という意味と「こっけいで笑える」という意味があると思うのですが、まさにこの両方です。こっけいで笑えるうえに、興味深いのです。

どういう企画かというと、カメラのシャッター音を録音したものが、順に流れます。その数なんと18機種です。で、その18機種のシャッター音のうち、一番好きな音は何番かを投票しろ、という、かなり過酷な課題をペンタックスは突き付けてくるわけです。で、投票の結果、1番好評を得たシャッター音をたたき出す機種を、見てみよう、という、マニアック極まりない企画です。ですがその気持ちよく分かります。多分クルマ好きだって、エンジン音の聞き比べとか、やってますよね。

実際にそのシャッター音が流れる時間が、数分間続くのですが、司会の方が言っていたように、「シュールな時間」です。Youtube画面上には、「何番目」という文字しか出ません。機種名が明かされるのは、投票結果が判明した後なんです。ひたすら、「カシャーン、カシャーン、カシャーン」「かしゃ、かしゃ、かしゃ」などという音が続きます。これを本当にYoutubeでやってしまうメーカーと、それを真剣に聞き入る視聴者というのを想像すると、あまりにもシュールで、笑えてきます。

しかし一方で、本当にシャッター音というのは興味深いです。言葉で表現すると、「カシャーン」、とか「かしゃ」という風にしか書けないのですが、実際には本当にいろんな音がします。シャッター幕が移動する音だけではなくて、ミラーが上下する音やフィルムの場合は巻き上げの音とかも含めて、シャッター音なんですね。一眼レフという、同じ機構なのに、音の種類は千差万別です。「ぱちーん」という感じの音だったり、「カシャクシャキシャ」とたくさんの音が混ざっていたりします。

しかしこれね、18個も流されたら、どれが一番かなんて、本当に決めがたいですよ。最初に、お、2番がいいな、と思ったとします。次に5番がそれよりもいい、と思ったとします、さらに次に8番もいいな、と思ったとき、2番と8番のどっちがよかったか、なんてほんと決められない。

とはいえ、これを3回ぐらい流してくれるので、必死で聞いて必死で選んで、僕が投票したのが、16番でした。1番、2番、5番、15番、18番と悩んで末の投票でした。そして結果の発表。面白かったのでスクショを取りました。

画像のプレビュー

なんと、僕の選んだ16番が、ダントツの人気です。これだけ機種があるのに、ここに集中するって、16番は相当、カメラ好きにとって魅惑的な音なんでしょう。その栄えあるダントツ一位の機種は、ニコンのD700でした。これはほんとに驚きの結果ですね、これほど支持が集中するとは。

僕が最初にこれだ、と思っていたのは、2番、LXでした。これは明らかにフィルムカメラのシャッター音で、ものすごくシンプルかつ、残響が残る、官能的な音でした。脳髄に直接響いてくるような音です。最後に16番を選んだのは、16番のほうが若干いろんなメカニックな音が混ざっていて、刺激が強すぎず適度だったから、だと思います。

ほかに僕が選んだ機種を見てみると
・ニコンD2HS
・キヤノンF-1
・ペンタックス645Z
・ニコンF3
という感じでした。フィルムもデジタルも込みですね。

いやー面白かったです。パネラーの赤城さんが言っていましたが、確かに現行機種が少ないです。第2弾では現行機種も増やして、またやってほしいですね。あ、現行機種で他社が好評を博すると、ペンタックスとしては困るのか。

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