JTの2021年12月期決算発表。前年比10円増配で配当利回り6.1%。

未分類

人生居酒屋The Albion Innへようこそ。嫌煙家のくせにJT株を700株持っている、店主の劉英です。

2月近辺は12月決算の会社の決算発表が目白押しです。2月14日には、JTの決算発表がありました。コロナ2年目の2021年度、売上は、利益は、配当は?と気になります。

売上は大幅回復

というわけで、まずは主な指標の推移をグラフにしてみました。翌期予想も加えています。

すると、2021年度は売上が大きく伸長しているんですね。過去5年と比較しても最高です。売上の増加について、決算説明資料では「海外たばこ事業におけるプライシング効果・数量成長」と説明されています。国内では低価格帯の競争激化によるシェア現象、とかCombustibleの需要減少、などあまりよくないネタが出ています。一方の海外では、値上げや需要増加、などのポジティブな要素と、さらに為替による押上効果もあったということですね。

主力のたばこ事業の国内:海外比率は、1:3で、海外の業績が全体の業績に直結する構成になっています。日本は今後さらに落ち込むことが、容易に想像できるので、今後も頑張って、海外比率を8割ぐらいまで引き上げてほしいものです。今更たばこ需要が伸びるのか?と思っていましたが、インドやアフリカなどの新興国で、人口が大幅に増加することを考えると、新興国で頑張れればたばこ事業もまだまだいけるのではないか、という気になりました。(嫌煙家と投資家の矛盾に揺れます。。。)

やや残念なのは、営業利益率で、ずっと低下傾向にあります。今期は純利益額では前年比プラスを達成しましたので、来期は営業利益率も改善を期待したいですね。とはいえ、営業利益率が25%近くあるという体質は、2兆円レベルの企業としては、比類ない高さです。

配当が、増えた!!

配当につについては、年間配当は2020年度の154円から140円へと下がるものの、半期での配当が、65円から75円に回復しました。半年前に65円への減配を発表した際には、株価も下落し、みなさん、今後の配当にも不安を持ったと思いますが、いや、とりあえずよかった。

配当性向も、2020年度の88.1%という、ちょっとやばいレベルから、73.4%まで下がりました。

経営計画資料の中で、株主還元については、このように書いています。

配当性向75%を目安、ですね。翌期予想では、年間でさらに10円戻して150円配の予想になっています。これで配当性向は74.8%の見込みなので、方針通りですね。売上利益が予想通り推移すれば間違いないと思います。

株主優待が廃止!!

今回の決算発表と同時に、株主優待の廃止もアナウンスされました。ただ、今すぐ廃止、というのではなく、2022年12月31日時点で株を持っていた人には、2023年に株主優待を取得する権利が発生します。これがJT最後の株主優待になるようです。なので、2022年、2023年とあと2回は株主優待は受け取れるということですね。

JTの株主優待は、カップラーメンとかパックのごはんのような保存食をもらっていて、まあそれなりにありがたいし、やはり優待をもらえるという心理的な「お得感」というのは結構ありました。ので残念と言えば残念なのですが、その分配当で報いてくれるならば、仕方がないか、という感じですかね。

指標はおおむね良好

そのほかに僕が気にしている指標を羅列してみます。

配当利回り:6.1%(2月16日時点の株価2,312円ベース) 👍
ROE実績:12.1
来期ROE予想:12.7  👍
自己資本比率:49%
有利子負債比率:14.2%  👍
PER:13.6
来期予想PER:12.9  👍
PBR:1.60

特に気になるような指標とか、悪化したものはないのではないかと思います。はやり配当利回り6.1%というのは出色です。大型優良銘柄としてこれほどの配当利回りのある企業は、海外でもなかなかないのではないでしょうか(調べたことがないですが)。これだから嫌煙家でありながら、JTをやめられない、です。

配当利回りの高さは、株価の下落とともにありましたが、2020年以降は株価の下落もやや落ち着いているように見えます。大きな上昇は期待しないので、このレベルで配当を出し続けてくれる、安定企業になってくれればと、思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました