茂木健一郎「結果を出せる人になる!『すぐやる脳』の作り方」

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おはようございます。人生居酒屋 The Albion Inn店主の劉英です。

中田敦彦のYoutube大学を聞いていたら、「これから紙の本はなくなっていく」という話をしていました。日本でも電子書籍が普及してきているので、まあそうだろうとは思うのですが、そういうゆっくりした変化のことではないです。

①これからアフリカの人口が爆発的に増える
②激増するアフリカの子供に教育を施す必要がある
③紙の教科書など配ることは不可能
④すると電子書籍をタブレットで読めるようにする必要がある
⑤その世代が成長して中間層となったときにはもう、紙の本など読まない
⑥そしてアフリカが世界最大の市場となるので、誰も紙の本は作らなくなる

という理屈で、世界の本はすべて電子書籍になる、ということです。

日本語の本もか?とは思いますが、長期的に見たらブックオフを永久保有銘柄にしていて大丈夫か?と、ちょっと思っていしまいました。

さて、そうは言いながら、僕は電子書籍にはまだ目もくれず、昨日も図書館でありがたく本を借りてきました。その一つ、茂木健一郎の「『すぐやる脳』のつくり方」という本です。

おすすめな人として

  • 出社してエンジンがかかるまで10分以上かかる
  • やる気があるとき、ない時の差が激しい
  • 面倒くさい仕事をついつい先送りにする
  • 休日に仕事を持ち帰るがほとんど進まず脳の疲れがたまる
  • Todoリストの項目が予定通りに減っていかない

が挙げられています。僕が当てはまるとしたら、5つ目ですかね。

僕がこの本で、なるほどと思ったこと。

「頑張ろうと思って、力を入れて頑張っている状態というのは、長続きしない。」

頑張っているという状態は、外から見ると良さそうだし、自分でも満足感があるかもしれませんが、実はこの回路が働けば働くほど、心も体も疲れてしまう、ということです。これって、以前に読んだことのある「モチベーションでは仕事はできない」と共通するものだなあ。

じゃあどうすればいいか、というと、何も考えずにすっとやる、深く考えないでやってみる。そのが心にも体にも負荷がなくていい、というわけです。じゃあそのためにはどうすればいいか、それが「すぐやる脳」で、やり方が書いてあります。

瞬間トップスピード。ウォーミングアップなしにすぐに行動に移し、いきなりトップスピードでやることを習慣にする。
雑談の時間を作る。雑談は創造性にとんだ自由なコミュニケーションで、様々な価値観が芽生える脳のサプリメントとなる。
ベストエフォート方式。完璧にできなくてもいいから、最善の努力で続けていく。やってみてダメだった、と思う「心のごみ」をすぐに処分して次に取り掛かる。

「すぐやる脳」で行動が増えてくると、それに伴って出会いや偶然が増え、チャンスに遭遇する確率も高くなってくる、つまり「セレンディピティ」が起きる確率も高くなってくるので、結果を出せる、という理屈にもなってきます。

このほかにも

  • 締め切りを設定することがクリエイティブに直結する
  • ゲーミフィケーションを活用して脳に刺激を与える
  • 「柔らかいTodoリスト」を作って秒単位で調整する

というような手法が書かれていて、この手の本を初めて読む人には、非常に役に立つでしょう。ただ僕にはどうも、「これって一部の天才とか、少数の極めて優秀な人間だからこそできるのでは?」と思えました。例としてしばしば、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、堀江貴文、あたりが出てくるのですが、このような人たちって、何億分の一の確率で出てくる天才ですよね。だから真似しても無駄、とまでは思いませんが、もう少し一般人よりの書き方をしてもらったほうが共感を得られた気がします。やはり茂木健一郎本人が、その天才グループだから、どうしようもない、というところはありますね。

僕がこの本の中で最も参考になった部分は、やや本筋からそれますが、このあたりでした。

「 リスクに不安を感じるのは、単に脳の特性の問題。リスクをポジティブに考えるのが正しくネガティブに考えるのが誤り、ではない。脳がリスクを楽しめるか、不安に思うかは、DA-2という脳内物質の変異の仕方によって分かれているだけ」

「不安の中に成功がある」
「常に臆病に徹する」
「 不安を抱えることで感覚が研ぎ澄まされ良い仕事ができる(左官技能士 挟土修平 )」

この辺が「リスクをとってすぐやる脳に」という章に出てくるので、いまいちつながりがよく分かっていないのですが、この内容はネガティブ星人にとっては、非常に勇気づけられました。

ネガティブっていう性格は、自分の考え方とか、人生の過ごし方が間違っていたから身についてしまった、と考えがちですが、そうではない!!科学的見地から言明してくれているのは、自己認識の意味では非常にありがたいです。これまで失敗してきたからネガティブなんだ、ではなくて、血液型のように生まれつきの性質がそうなっているんだ、と思えれば、自分を責めなくて済みます。

さらに、ネガティブというのは、より価値の低い、生産性のない、意味のないものだと認識しがちですが、実はそうでもない、とも書いています。不安を感じやすい、からこそ「いい仕事ができる」というふうに認識を改めるとができます。そういう考え方をしていけば、ネガティブを嫌悪することも、落ち込む必要もないですね。

この本の中で一番腑に落ちて、読んでよかったと思える部分でした。

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