エコノミスト誌の2021年経済予測がどれだけ当たっていたかの検証

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おはようございます。人生居酒屋 The Albion Inn店主の劉英です。図書館大好きです。

図書館てすばらしいですよね。普通はお金を払って買わないと読めない本を、無料で貸し出して読ませてくれるなんて。このような素晴らしいシステムを考え付いた人に、本当に感謝です。人生の豊かさを大きく左右する、超重要公共サービスです。

というわけで、雑誌も図書館で借りるのですが、先日たまたま手に取ったのが、週刊エコノミストの2020年12月29日/2021年1月5日の合併号というやつでした。タイトルは「世界経済相予測2021」。

ちょうどその2021年が終わったので、その予測がどれぐらい当たっていたのかを、見てみました。

ジム・ロジャーズ氏の予測

世界三大投資家の一人だそうですね。ちなみに後二人はジョージ・ソロスとウォーレン・バフェット。このロジャーズ氏の予測のポイントを挙げると、

バイデン氏は大量の紙幣を刷り、多額の財政出動を行う、、、

(株式市場の勢いは)21年も続くと予想している。一時的な調整局面も見られるだろう。だが好調を維持させたい国が救済するだろうから、、、

(日本株は)絶対に「買い」だと思う、、、史上最高値よりまだ4割安い。

。。。いずれ調整が起きるだろう。それに対して各国政府は市場を支えようとするだろうから、また上昇する。そこで「(暴落前の)最後のひと上げ」となるわけだ。

これはかなり的確に当たってますよね。2022年1月に入って、株式市場が大きな調整に直面していることを考えると、2021年が「最後のひと上げ」だったというのが、図星ということになります。さらにロジャーズ氏は、

次の危機がいつ起こってもおかしくない。。。バブルはいつかはじける。金利か、債券のバブル崩壊か、株の急落か、各国中央銀行の貨幣増発のやりすぎか、何が引き金となるかはわからないが、、、1930年代の大恐慌のようなひどいことが起こるだろう。

と、この先の大暴落を予言しています。これが当たってしまうと怖いです。株式市場の3割減、ぐらいは覚悟しているけれど、それがずっと続くとか、5割以下とか、そこまで行くとちょっと困ります。でも、もしかしたら、当たってしまうかもしれません。それだけ2021年を的確に当てている、と思います。

米国株式市場

3人のアナリストが、NYダウの上値下値を予測しています。

3氏の予測を裏切って、ダウは大幅に値を上げたということになります。何度か調整局面がありましたが、基本的には一貫して伸びていったという感じですかね。ただ、12月の調整局面は、2022年以降の不安定な相場を予兆するものかもしれません。

内容的にも数値的にも、村上氏の予測が最も現実に近かったように思われますが、それでも上値予想をはるかに超える、ダウの動きでした。

ドル円相場

こちらも3人のアナリストによる予測です。

方向感としては門田氏の予測が、数値的には柴田氏の予測が当たっていたという感じですが、上値の数字自体は、円安ドル高が想定より進んだということになります。

中国経済

中国経済について、関辰一氏が記事を書いています。

国有企業のバランスシート調整による景気下押しは覚悟すべきであろう。。。(中国政府は)デフォルトを容認する姿勢を続けるとみられる。。。続発するデフォルトは国有企業の再編を招くとみられる。再編は、、、21年の中国景気を下押しする材料でもある。

金利の先高観が想定以上に強まることで、不動産価格や株価が下落に転じるリスクに留意する必要がある。

先行き、感染が再拡大すれば、経済活動は再び抑制されるリスクもある。

中国は、恒大集団のデフォルトが話題になった2021年でした。国有企業デフォルトの傾向は、2020年から続いていたということです。かなりリスク含みの中国経済予測、ということで、上海総合指数は、このような動きになっています。米国のような上昇傾向は、あまりみられないですが、大幅下落は免れたといえるでしょうか。中国家計部門の「金融脆弱性」が、IMFが最も脆弱とする、第5レベルにあるそうなので、2022年、何かをきっかけに大きく下がるということも、覚悟しなくてはならないようです。。

まとめ

経済予測は、全般的に悲観気味に語られる傾向を感じました。やはり、全世界的な、異常な金融緩和や超低金利は、コロナによる経済打撃にもかかわらず株価上昇、に対しては、誰もが危機感を持っているということですね。2021年にはたまたまそれが暴発することはなかったものの、2022年に発生しても、なにもおかしくない、ということだと思います。現に2022年1月には、それが起きようとしている、バフェット太郎さんに言わせれば、その始まりのところにいる、ということでしょうか。資産の半分近くを株に投資している僕にとっては、精神力や覚悟が問われる1年です。

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