20年連続増配中で営業利益率50%の驚異的経営(4732)USSの株主優待のクオカードが届いた。

資産運用

USSの株主優待が来た。

100株(2021年12月時点で約18万円相当)を保有していると、年に2回、500円のクオカードを送ってくれる。

まずは会社概要から。

USSの会社概要

四季報の紹介では「中古車オークション会場の運営で断トツ」とある。

全国どこからでも参加できる中古車のオークションを運営していて、会員数が5万社、というから、日本全国の中古車ディーラーが顧客ということだろう。

毎週5万台という台数が出品されているようで、しかも1台当たりの成約までの時間が20秒という恐るべきスピードを誇る。

中古車のオークション市場では、シェアが37.7%で、これは圧倒的首位ということらしい。

この辺りのボリュームやスピード感が、同社の強みとなっている。

中古車を購入する場合には、その商流のどこかでこの会社が絡んでいる可能性が高い。

USSの経営財務状況

直近の5年間の売上高と営業利益の推移はこうなっている。

売上高については750億円前後で大幅増という流れではない。

特に2021年3月期はコロナ影響が大きく出たと思われる。

が2022年3月期の上期では、コロナ前を上回る水準に回復している。

驚くべきは、その営業利益率である。

通常、製造業などでは、営業利益率がつ10%もあれば優秀なほうで、小売業などでは5%以下でもおかしくない。

そこにきてこのUSSは750億円の売上に対して営業利益がおおむね350億円という、信じられないほどの営業利益率を叩いている。

この好営業利益率を背景に、財務状況もなかなか好ましいと言える。

自己資本比率は8割を超えているし、 有利子負債も、総資産の2%以下と、無借金経営に近い。

総資産2240億円のうち、2036億円が利益剰余金である。

2022年3月期の業績予想は、当期純利益265億円で、これをベースに計算すると、ROEが14.4%、ROAが11.8%と、極めて良好な数字だと思う。

2021年12月17日時点の株価1,797円をベースに計算すると、PERは16.9、PBRは2.46である。

割安というほどではないけれど、買われすぎているとは思えない。

USSの配当状況

配当については、ウェブサイトに分かりやすく図示してある。

2000年3月期以降、20年間ずっと増配を継続している。

配当性向が55%で、高すぎず低すぎず、適度な数字を維持していると思う。

2022年3月期の年間配当見込みは58.4円なので、1,797円の株価に対しては、配当利回り3.2%という計算になる。

まずまず悪くないと思える。

USSの株主優待

株主優待は、保有株数によって内容が異なる。

100-499株の場合、僕がもらったクオカード500円分が年に2回贈呈される。

500-999株の場合、これが2,000円のVISAギフトカードとなる。

さらに1,000株以上になると、5,000円相当のグルメギフト、10,000株以上では10,000円相当のグルメギフトが年2回とアップグレードされる。

今なら500株=900万円相当だから、4,000円/年のギフトカードがお得かどうかというと微妙ではあるし、さらに1,000株に対して10,000円相当のグルメギフト/年でも1%以下の優待利回りだから、それほどお得感があるわけではない。

結論

USSはやはり業界トップシェアという、マーケットリーダーのポジションがかなり高く評価できる。

それを背景にした高収益体質がかなり魅力的だ。

配当利回りがそれほど高いというわけではないけれど、今後の安定した収益成長が見込めるので、長期保有を目的に購入するのは非常にありだと思う。

20年間増配を続けていることや、財務状況がよいことを考えると、配当が大崩れする可能性があまり考えられない。

そうすると2,000円以下であればかいと言っていいのではないかと思う。

株主優待はそれほどお得感があるわけではないが、配当の補完として考えれば、悪くない。(しかも換金性の高いクオカードである)

USSにはこれからも、オートオークション業界を支配し続ける強い企業であり続けてほしい。

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