子供がいるということは本当にありがたいことだ、という常識を、何とか実感できるようにしたい、と日々考えている僕にとって、衝撃的な記事が出ました。

衝撃ではありますが、その内容を読めばまさにその通りという、自分の実感にほぼ合致した理由が述べられています。
子供が小さい時は、子供から目が離せないことにより時間的な制約が大きくなる。
子供を安全に育て、危険から遠ざけ、ご機嫌よくさせようと思うと体力的にもハードである。
成長するにつれて教育費の負担が大きくなる。
さらに成人してからも、就職難や引きこもりなどが発生する確率が高まっていて、経済的に大きな負担がかかる。
時間、体力、経済の負担、全部今の自分に当てはまることです。
もちろん、子供がかわいいと思う時はあるし、成長を実感してうれしいこともあります。
しかし、そのようなことは自分の状態が万全であって感じられることがほとんどだと思います。
自分の時間が取れず心の余裕がない、子供の相手で疲れたり、腰痛とか睡眠不足で思うように遊んでやれない、これから20年にわたる教育費の負担に先が思いやられる(しかも自分には就職能力が低い)、などという状況で、ただ純粋に子供と楽しく過ごしたり、幸福感を感じられることは、少ないと言わざるを得ないです。
一般的に、子供がいるということは幸せなことですね。
僕も子供ができなくて懊悩していた時期があり、そのころから考えると今2人もの子供に恵まれたということは、本当に幸せなことだと思います。
でも子育ての現実というのは、特に核家族化して、地域や親類とのつながりの薄いこの現状では、厳しいと言わざるを得ないです。
一般的に世の中の人というのは、僕よりも楽観的で、僕よりも稼ぐ能力があり、僕よりもひねくれていないと思うので、そこまで感じている人はあまりいないのではないか、と思っていました。
ただ今回の記事の元になっているのは、大学の先生による研究結果も反映したものなので、一概のそうとも言えない≒世の中の多くの人もそう感じている、ということなのかもしれません。
子供を持たないことを推進するつもりもないし、今の自分ん子供の存在を否定したいわけでもないですが、子供を持つということは、本当に覚悟のいることだったのだ、ということを、痛感させられています。
親がこのような考えでいると、子供に知らず知らずのうちに悪い影響を与えてしまうだろうな。これが目下の最大の懸念事項です。
分かっているならそんなこと考えるな、というのがまっとうな意見だろうと思いますが、それができない僕が子供を持ってしまったということです。
できることは正直神頼み、ご先祖様頼みしかありません。
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