珍しい10月決算銘柄ナトコのご紹介

配当金が毎月振り込まれるような生活が理想だと思っている。

配当は年間で考えるべきで、年間の配当利回りが高く、十分な配当金額があるならば、配当のない月があっても本当は何も問題ない。

むしろ毎月配当金をもらえるようにするために、リスクの高い銘柄に手を出せば、値下がりリスクを抱えることになり、資産形成の点からは本末転倒である。

そういうことは十分にわかっていながらも、毎月の副収入を計算していると、配当収入がないのがあまりにもさみしいので、せめて数百円でもいいから配当がほしいという誘惑にかられた。

ということをこの記事に書いた。

毎月配当金をもらえるようなポートフォリオを考え中

この中でも書いたように、特に4月や10月決算という銘柄が少ないので、結果として7月や1月の配当収入がゼロになる。

というわけで何とか見つけ出したのが、珍しい10月決算のナトコという会社だ。

ナトコはどんな会社?

四季報の紹介ではこうなっている。

【特色】塗料業界の中堅。金属用、住宅建材用からスマホ向け樹脂用に展開。ファインケミカルを育成 

ホームページでは、

長年培った塗料技術を基に、応用化学分野においてもそのオリジナリティ溢れる商品群で世に貢献することを目指しています。すべての力をトータルに発揮し、樹脂合成技術をベースとして高機能性高分子材料まで提供するナトコは、新時代に向かってさらなる飛躍を目指します。

とうたっており、売上構成は塗料が過半数を占めている。

いずれにしても、あまり身近な商品ではなさそうだ。

もとは名古屋塗料という会社で、会社名のナトコはそこに由来している。

ナトコの財務状況は?

2021年7月6日の中間業績発表ではこのような数字が公表された。

成熟産業で大幅な伸びが期待できそうにないが、160億円程度の売上で安定している。

営業利益率が良好で、過去3年は継続して8%以上を記録しており、2021年の中間期では10%を超えてきた。

僕的にはポイントが高い。

自己資本比率77%、利益剰余金比率57%と良好で、有利子負債もゼロと好財務銘柄と言えると思う。

2021年度10月期の会社予想利益をベースにPERを計算すると、株価1500円でも8.4倍なので、非常に割安にも見える。

さらにPBRも1倍を割り込んでいるので、これも割安なのではないか。

ただ、MINKABU(https://minkabu.jp/stock/4627/research)では、AIの株価診断でも、個人予想でも「割高」「売り」が優勢を占めている。

たしかに5年間の株価チャートを見ると、非常に高値圏にはある。

2021年10月度予想の利益が確定し、さらに安定するようならば、株価1500円でも決して高いというレベルではないと思うのだが。

ナトコの配当は?

というわけで、今回のポイントである決算期だが、ナトコは10月が決算月になっている。

配当は10月の年一度のみ。

ここ3年の配当金額は

2018年実績 16円+20円=36円
2019年実績 18円+22円=40円
2020年実績 18円+22円=40円
2021年予定 29円+29円=58円予定

となっていて、増配傾向だ。

会社が公表している具体的な配当性向目標のようなものはなく、「持続的で安定配当を基本方針として」いる。

配当性向は3割前後で推移していて、余裕があり、無理な配当をしているわけではなさそうだ。

2021年10月期に58円の配当が実現した場合、株価が1500円で約3.9%の配当利回りとなり、これもまずまず安心できる数字だと思う。

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