最近盛んに広告をやっているらしいYoutube プレミアムだが、最近僕はこれを解約した。
サービスに不満があったわけでは全くない。しかしやむにやまれぬ固定費削減の一環として、月額費用の掛かるサブスクリプションは可能な限り止めてみようと考えた。
最近サブスク物が本当に増えている。
ピクスタを始めてからは、やはりAdobe Creative Cloudの契約もやるしかないのではないかという思いがあり、そのためには思い切ってこの便利なYoutubeプレミアムもやめてみるか、と思った次第だ。
やめて2週間、その不便さにはこころから辟易している。このままだと早々に復帰せざるを得ないかもしれない。
広告があまりにもうざい
プレミアムを契約する前はそれほど意識してなかったと思うが、動画の途中に差し込まれる広告ってこんなにうざかったっけ?
動画の最初に出てくるだけならそこを我慢するが、聞いている途中に、しかも長々しい広告を挟まれると実用的に害がある。
僕がYoutubeを聞くのはたいてい、洗濯を干しながらとか、布団を片付けながら、というように家事をしている最中に「ながら聞き」をしている。
ながら聞きだから、画面を前にして見ているわけではなくて、スマホを近くにおいて、体は何かの作業をしているのだ。そういう時に長々しい広告が入ると、それをスキップしにスマホに戻らざるを得ず、本当にうざい。
広告の入れ方が、プレミアムに誘導するための嫌がらせであるかのように悪質だ。
バックグラウンド再生ができないのは不便
バックグラウンドで再生できないのも、これほど不便だったとは。
以前は普通だったのかもしれないが、プレミアムに慣れてしまうと、Youtubeの画面を離れようが、画面をオフにしようが音声だけは聞こえてくるというのが当たり前になっている。
僕が視聴している番組はほとんど、音だけで用をなすものだから、他のアプリを操作しながら聞く、というスタイルが多い。
解約してみると、Youtubeからほかの画面に移るたびに動画がストップする。
さらに画面オフで動画が止まるのも本当に困る。歩きながら聞いているときなどは、Youtubeの画面をオンにしてポケットにいれたりしていると、勝手に違うリンクに触れて番組が変わってしまったり、ポケットから取り出した時に指が当たって、意図せぬリンクを押してしまったり、ということが、冗談抜きに多発する。だから画面オフにしておきたいのだが、そうすると動画の再生が切れるのだ。
あまりにも不便だ。
Google ホーム(ネスト)が役立たない
想定外だったのがGoogleホーム(ネスト)への影響だ。
おもしろそうなガジェットとしてGoogleネストを買ってみて、家族を含めてそれなりに楽しんでいる(楽しいことばかりではなく、ネストの頭の悪さに辟易することもあるが)。
特に音楽をリクエストすると、Youtube Musicから該当する曲を選んでかけてくれるのが便利だった。
Youtubeプレミアムを解約すると、これが効かなくなった。リクエストしてもYoutube Musicから検索してこず、適当な曲をかけてくるようになった。
特に子供たちからは非難轟轟だ。
Youtubeプレミアムに復帰するべきか
もう、復帰するべきと言わざるを得ない。
もともとYoutubeプレミアムに興味を持ったのは、動画を保存してオフライン再生できるからだった。そうすることで使うギガ数を抑えられるし、ギガ数消費を気にせずに楽しむことができる。
それが、ほとんど自宅にいるようになり、Wi-Fi環境にいるので、オフライン再生しなくても特にギガ数を気にする必要がなくなった。だから月1,000円強の固定費削減としては、やめてみるのもいいかと思ったのだが、これほど不便さ満載の無料バージョンになるとは思っていなかった。
Youtubeは本当にいいサービスだと思っている。
しかし、いまのこの無料バージョンの使い勝手の悪さは、Googleの悪意を感じる。
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