これからの円安対策はなにか。「藤巻健史の資産運用大全」は難しくてよく理解できなかった。

資産運用

日本が借金大国だということはよく知られていると思う。

もう20年以上前の小渕恵三総理大臣が「世界一の借金王」とうそぶいたというが、今の借金は900兆円と当時の4倍だ。GDP比で国債発行残高が200%を超える国は日本以外に存在せず、ダントツのワーストだ。

それほどの借金大国であるから、当然予想されるのはインフレだ。いくら国債を日本国民が買っているからと言って、どれだけ国債を発行してもいいとはとても思えない。僕はこの状況が続く以上は当然の帰結としてのハイパーインフレと通貨の暴落が起きると思っている。

これについては、いろんな反論があるし、政府と日銀は一体だから問題ないのだというようなことも言われているけど、僕にはどうも意味がよくわからず、結局国債を大量に発行することは、いつか必ず通貨の暴落を引き起こす、という理屈しか理解できない。

だから日本株や日本円を持っていることは、そのリスクに対して何の手当もしていないことになる。そんな思いをずっと抱いていたのだが、その時ウェブで藤巻健史氏がハイパーインフレになる、というような記事を書いているのを読んだ。そしてそれに対する対策を書いた本として、これがあげられていた。


というわけで読んでみたが、正直なところ難しくてよく理解できなかった。

インフレや日本円暴落への対策としては、何にがあるのかということに対しては、どうも先物取引やオプション取引というのがこの人の対策であるらしい。

それがこの著作の後半に述べられているのだが、残念ながら僕の知能ではこの先物取引の損得勘定がすっきりと理解できなかった。

もちろん理屈としては分からなくはない。しかしこれ、実務としてどうすればいいのか、どの金融機関でどういう商品を購入すればいいかとか、最小資金どれぐらいで、期間はどれぐらいを想定しながらやっていけばいいのか、とかさっぱり感覚が分からない。

著者はJPモルガンでそういう仕事を専門にやっていた人だから、いくら素人向けに説明しようとしてもプロの視点が抜けきらないので、読みながらクエスチョンマークが頭の中に生じることが多い。

というわけで、まあ正直詳しく理解するのも、先物やオプションを実践するのも、やる気が出なかった。それは自分の熱意や能力が低いせいで、この著者のせいではないのだが、まあ残念ながらそういうことだ。

先物やオプションというのが解決策になるだろうということは分かったが、なかなか積極的にやろうとまでは思わなかった。著者はこれ以外に外国株や仮想通貨で円安のリスクをヘッジすることをウェブの記事で書いていた気がするが、そのほうがよっぽで簡単で分かりやすかった。

なので僕の円安対策としては、引き続きS&P500や外国株のインデックスファンド(為替ヘッジなし)とビットコインだと考えた。

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