先行きくらい日本株ですが、日経平均は上がっている。
少なくともこの1年というスパンでは、コロナショックを超えてぐんぐん伸びて、バブル後最高値まで記録した。
僕の日本株ポートフォリオは、1,100万円ぐらいある。もっと減らしたいけど、減らすに減らせない理由が、この「含み損」というやつだ。
普通に日本株を持っていたら、例えばコロナショックの前にそれを買ったとしても、日経平均を見る限りは、25,000円弱だったのが今はもう28,000円になっているのだから、どう考えてもプラスになるはずだ。
ところが僕の日本株損益は、マイナス120万円という巨額の含み損。これでも直近ではキヤノンの決算上方修正や、ブリジストンの株価回復で相当改善したほうだ。ひどい時には含み損は300万円を超えていた。現状は、含み損のある中では「最もましな状況」だ。
(だから、これでも、ちょっとうれしくなって、こんな記事を書いている。)
さて、この含み損状況だが、実は主に3つ銘柄のせいで発生している。その劣等生ちゃんたちがこちら。

はあなんと情けないことか。
120万円の含み損はまさにこの3銘柄からきていると言っていい。
キヤノン
この3銘柄の中では、一番ひどい含み損となっているが、この中では最も復活を信じている銘柄でもある。
それにしても買い込みすぎていた。減配する前の配当利回りの高さにつられて、最大で1400株まで買っていた。
いや、買い込むのであればコロナショック以降、減配発表や業績下方修正時にも底値買いで買い下がって、ここに1点集中投資するぐらい買えばいいものを、そんな勇気もなくて中途半端に買い込んでいた。
今日でこそ株価が大幅に回復して、2248円になっているが、ひどい時は1600円まで落ちていた。
直近では2回目の業績上方修正があり、このまま回復してくれれば再増配もあるかもしれない。
キヤノンについては、そうなるまで持ち続けることを決めている。それまでこの含み損には耐えなくてはならない。
そうして、含み益に転じた時に叫びたい。
「誰じゃ、 『 下手な人は株を塩漬けにする』言うたんは!! 見てみぃ、このキヤノン様を!!」
JT
これがまあ、また典型的な高配当狙いの失敗例ともいえる。
これも中途半端に買い込んでしまい、コロナショックの下落以降ほとんど買増す勇気を持てず、このような含み損に甘んじている。
JTの財務はまだ健全だし、利益も落ちているとはいえ、このコロナ禍の状況では大健闘しているほうではないか。喫煙者の喫煙に対するこだわりの強さというか、中毒性を感じる。
確かに配当性向が100%を超えそうなのはちょっといただけず、減配の心配がないわけではない。。またESG投資対象から外れているというのも、痛いことは痛い。
なによりも、たばこ(の煙の臭い)は僕が憎悪するものであり、道に吸殻を捨てる喫煙者には殺意を覚える。そんな製品を作っている銘柄の株を、配当という札束で顔を叩かれて買ってしまったということなのだ。それが悲しい。
しかしここまで含み損を抱えながら、僕の配当収入の大部分を支えているのがこのJTなのだ。
で、結局、含み損を出してまで、売れない。。。
JR東日本
キヤノンとJTはそれでも自分の判断で、リスクを冒す価値があると考えて購入した。
最も後悔しているのはJR東だ。
この100株で100万円近くもする(した)銘柄に投資するには、購入動機が甘すぎた。
「JR東日本の株主優待はどんなもんだろう。ブログの記事のネタに買ってみよう」
これぐらい甘い購入動機だった。
時期も悪くコロナショックの前。
銘柄としての魅力は、鉄道事業だけではなくて、都市圏の駅前不動産を全部抑えているという強みというのがあったが、このコロナ禍ではそれも強みではなかった。
この30万円の含み損はいったいいつ回復するだろう。
こればかりは早く売り払ってしまいたい衝動に駆られる。
【参考】
300万円の含み損のうちもっとも失敗した銘柄=JR東
(9728)日本管財の株主優待カタログギフトちょうだいしました。全ページ紹介
2020年12月副収入まとめ
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